ファンレスな中古コンパクトスイッチCatalyst 3560-CX シリーズ【12ポートモデル】

ファンレスで設置場所に困らない、中古コンパクトスイッチとしても取り扱われているCatalyst 3560-CX シリーズの12ポートモデルについて解説していきます。高性能なスイッチで数少ないファンレス製品として開発された本シリーズの詳細紹介や製品の比較をします。静音性能やゴミ詰まりなどによる省メンテナンスで、効果を発揮するスイッチを中古で検討してみてはいかがでしょうか。

■紹介する製品一覧

高機能なスイッチほどファンレスの製品は少ない

スイッチに限らず高機能なネットワーク機器は熱を持ってしまうため、ファンがついた製品が数多くあります。しかし、静寂性が求められる環境においてファンレス設計は必要不可欠です。ファンレス設計はほこりがたまりやすいような場所でも内部にゴミが入ることがないため、設置できる場所が広がるというメリットもあります。高性能でありながら静音を実現できる製品は少なく、Cisco製品のなかでも魅力的であるといえます。

中古でも入手可能なCatalyst 3560-CX シリーズの詳細

中古製品として入手できるCatalyst 3560-CX シリーズは、新しいワークスペースを有効にすることを目的として開発されました。Catalyst 3560-CX シリーズは、Catalyst 3650 シリーズと同等のCisco TrustSec SXPのサポートが受けることができ、強固なセキュリティとファンレス設計を併せ持った製品です。

さらに、マルチギガビットイーサネットインフラストラクチャーに対応するために、拡張無線LANやPoEデバイス機能が付けられているため、複数のケーブル敷設が困難になる場所の設置に、最も適した製品であるといえるでしょう。シリーズ共通で搭載されているLANスイッチングネットワークでは、一貫性を保つ仕組みとなっており、中古製品としても人気の高い理由となっています。

■Catalyst 3560-CX シリーズの特長まとめ

1. コンパクトで新しいワークスペースを有効にする製品
2. ファンレス設計で高い静音性を実現
3. 複数のケーブル敷設が困難になる場所の設置に最も適した製品
4. LANスイッチングネットワークは一貫性を保つ仕組み

■紹介する製品の性能表

製品紹介：WS-C3560CX-12TC-S

ポート数はダウンリンクがギガビットイーサネット×12、アップリンクにギガビットイーサネットとSFPが2つずつ組み込まれています。Cisco IOSはシリーズ共通で、IP Baseが採用されています。しかし、今回紹介する3製品の中でこのモデルのみ、PoEには対応していないため、ワイヤレス化を希望する場合は他2製品を比較して導入をお考えください。

PoE環境が必要ない場合であれば十分に活躍することができる製品であるといえるでしょう。中古製品としても、シリーズの中でシンプルで使いやすいタイプのものとして数多く取り扱われています。セキュリティは新型の3650シリーズと同等のものを活用することができるため、高機能なスイッチでありながらファンレスで置き場所に困らない製品を中古価格でお求めできます。

■WS-C3560CX-12TC-S 製品情報まとめ

1. 配線や設置スペースの幅を広げるために開発された製品
2. Cisco IOSはシリーズ共通のIP Baseを採用
3. PoEには対応していない
4. セキュリティは新型の3650シリーズと同等のものを活用できる

製品紹介：WS-C3560CX-12PC-S

ポート数や最大VLAN数などの基本的な部分は、WS-C3560CX-12TC-Sと共通しています。その機能に240WのPoEポートが12機追加されている点が、このモデルにおいての大きな特徴といえるでしょう。その他Web認証やMacsec といったセキュリティ面が充実している点も共通しています。

ファンレス設計とPoEでさらに設置場所の自由度を上げ、中古製品でもその柔軟性が高く評価されている製品です。中古でも新品でも、高性能でファンレスに対応している機種は数少ないので、静かな環境を作り上げるためにも最適な製品となっています。

■WS-C3560CX-12PC-S 製品情報まとめ

1. 設置スペースと電源供給の問題を改善するために開発されたモデル
2. 240W対応のPoEポートが12機取り付けられている
3. Web認証やMacsec といったセキュリティ面が充実している
4. ファンレス設計とPoEでさらに設置場所の自由度を高くできる

製品紹介：WS-C3560CX-12PD-S

このモデルの長所は、ダウンリンクにギガビットイーサネットポートが2つとSFP/SFP+に対応したポートが2つ取り付けられている点です。他2製品にはないSFP+に対応しているため、次世代のネットワーク環境にも対応することができます。PoE給電についても取り回しのしやすさを崩さないように、WS-C3560CX-12PC-Sと同じものが組み込まれているため、まさに他2つの製品を強化したタイプであるといえるでしょう。

中古製品としても、ファンレスとPoEに対応しただけでなく、幅広く対応できるポートが用意されている点に人気が集まっています。オフィス内の環境を維持するだけでなく、新しい環境にも対応したネットワークを構築する際に役立つ製品を、中古価格で導入してみてはいかがでしょうか。

■WS-C3560CX-12PD-S 製品情報まとめ

1. ケーブルの配線や電源供給などをより柔軟にしつつ、幅広いネットワークに対応できるように開発された
2. 他2製品にはないSFP+に対応している
3. 次世代のネットワーク環境にも対応したネットワークを構築できる

ファンレスで設置場所に困らない中古製品ならCatalyst 3560-CX シリーズ

ファンレス設計が組み込まれた高性能スイッチとして中古販売されている、Catalyst 3560-CXシリーズの特徴を3つに分けてまとめます。

このシリーズの最大の特徴である、ファンレスで静音を実現させるとともに、PoEが搭載されたタイプのものを使えばより自由な設置ができるようになります。また、Catalyst 3650 シリーズと同等のセキュリティも活用できるため、最新のネットワーク環境においても活躍させることができます。中古スイッチの購入をお考えの際は、アイティプロダクトがおすすめです。