会社や現場を運営管理する管理職の方におすすめの、中古で活用できる高機能IPフォンCisco IP Phone 7900・8900シリーズについて解説していきます。両シリーズの違いと製品の紹介をしていくので、どちらがどのような環境に適しているのか見定めていく参考にしてください。低価格で高機能な製品が使える中古製品をうまく活用して、環境を整えていきましょう。

■紹介する製品一覧

製品名 カテゴリ 訴求ポイント
Cisco IP Phone コラボレーション Cisco IP Phone 7900・8900 シリーズを活用して、高性能IPフォンを中古で安く取り入れる

高機能なIP電話でも中古製品であれば安い

高機能なIP電話は高いというイメージをお持ちの方は、多いのではないでしょうか。確かに最新のシリーズで高機能な製品を買おうとすれば、高額になってしまいますが、中古製品を使うことで、高性能な製品でも導入コストを安くできます。

例えばアイティプロダクトで扱われているCiscoのCP-7965G の場合、新品だと9万円ほどのものが、4分の1程度の価格で購入することができます。特に、Ciscoの7900と8900シリーズは現在のネットワーク環境でも活躍できる、高性能なIP電話です。取り扱われている店などによって価格に違いは出てきますが、新品の状態の価格よりも低コストで導入を検討できます。

Cisco IP Phone 7900シリーズと8900シリーズの違い

CP-8961-C-K9
7900シリーズはIP フォンを活用しているユーザーにとって、フレンドリーで使いやすいタイプの製品で、音声とデータを統合する高性能な製品です。8900シリーズは高解像度ディスプレイが使用されており、豊富なマルチメディアへ対応するために開発された製品となっています。誰でも使いやすくコンパクトな製品を選びたいのであれば前者を、画面の見やすさと性能を併せ持った製品を望むのであれば後者がおすすめです。

7900シリーズは、8900シリーズよりも多い回線に対応できるよう設計されているので、必要な回線数に合わせて、どちらかのシリーズを選択するのもひとつの方法です。性能差がかけ離れていることもないので、部署などの多さに合わせて管理していける製品を選んで会社の環境づくりに役立ててください。

■Cisco IP Phone 7900シリーズ 製品情報まとめ

  1. フレンドリーで使いやすいタイプ
  2. 音声とデータを統合する高性能な製品

■Cisco IP Phone 8900シリーズ 製品情報まとめ

  1. 豊富なマルチメディアに対応するために開発された
  2. 画面の見やすさと性能を併せ持った製品

製品紹介:CP-7942G

さまざまなマルチメディアに対応するべく開発された、Ciscoが扱うIPフォンシリーズのひとつで、2回線が必要となる現場向けのモデルです。シリーズの中では一番コンパクトな設計となっています。対応ポートはファストイーサネットが2つとなっており、PoEにも対応しているので、自由な場所に設置して、ポートを繋げることに役立つでしょう。

その他の基本性能はシリーズ共通となっているため、小中規模のネットワーク環境であれば十分に活用できます。メーカーのサポートを最大で2021年頃まで受けられるため、セキュリティが心配だという方にもおすすめです。画面はモノクロとなるので、その点にも注意して選んでいきましょう。3年以上使い続けたい場合は、第三者保守の利用も視野に入れて導入を検討してください。

■CP-7942G 製品情報まとめ

  1. 2回線が必要となる現場向けのモデル
  2. 対応ポートはファストイーサネットが2つで、PoEにも対応
  3. 基本性能については、このシリーズ共通
  4. 中古でもメーカーサポートが活用できる

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製品紹介:CP-7945G

7942Gの回線数はそのままに、ギガビットイーサネットポートを2つ搭載したモデルとなっています。画面はカラーなので、見やすく使いやすい製品を求める場合は、このタイプがおすすめです。その他の機能は、ほとんど違いがないためギガビットイーサネットに対応しているかどうかの点で、選択しても問題ありません。中古製品としても扱われているので、少しでも低価格な方を選んでみてはいかがでしょうか。高性能な製品でも、中古価格であれば利用できるケースもあるので、新製品も中古製品も同時に調べておくことをおすすめします。

■CP-7945G 製品情報まとめ

  1. ギガビットイーサネットポートを2つ搭載したモデル
  2. ディスプレイはカラー仕様
  3. PoEを活用できる
  4. 中古製品としても扱われている

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製品紹介:CP-8961-C-K9

最後に紹介するのは、8900シリーズのIPフォンです。基本的な性能は、7900シリーズとほぼ同じ性能が搭載されています。回線数は同シリーズの中で最大の5つに設計されているので、部署などが多い会社でも使用することができるでしょう。ポートはギガビットイーサネットが2つ搭載されています。他2つと比べると回線の数も多いので、容量的にも余裕のあるIPフォンを使いたい場合はこのモデルがおすすめとなります。解像度が高く、最新の製品にも引けを取りません。また、サポートと販売は終了しているので、こちらを使用する場合は第三者保守を使う必要があります。

■CP-8961-C-K9 製品情報まとめ

  1. 基本的な概念、性能は7900シリーズと同じ
  2. 回線数は同シリーズの中で最大の5つ
  3. 解像度の高さが強み
  4. 最新の製品にも引けを取らない性能を持つ

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高性能機種でも中古を活用すれば安く収まる7900と8900 シリーズ

高性能なIPフォンとして人気のある7900と8900シリーズの忘れたくない重要なポイント3つにまとめます。

ここがポイント

  • 性能差に大きな差がないので最大回線数を見て選ぶことができる
  • 画面の見やすさで選ぶなら8900シリーズ
  • メーカーサポートには注意が必要

両シリーズの性能的な違いは少ないですが、8900シリーズの最大回線数が5つであることに比べ、7900シリーズは8つなので、5つ以上必要であるかないかで選ぶことができます。8900シリーズの方は画面の見やすさが格段に高いので、性能と使いやすさ両方を求める方はこちらがおすすめです。またメーカーサポートについては、8900シリーズはサポートも販売も終了しているので、ご注意ください。中古のIPフォンを考える際は、多くの製品を扱うアイティプロダクトがおすすめです。