従来の電話回線よりも、通話料が安いことや、ネットワーク環境が進化し続けていることから、IP電話をビジネスシーンで活用する会社も増えてきました。
一昔前までは、通信速度が問題で、IP電話は音質が悪いというイメージがありましたが、通信技術が向上した現在では、そういった部分も改善されているためあまり大きな問題とはならないでしょう。
この記事では、ビジネスに役立つコンテンツとして注目を受けている、IP電話の中からIPフォンCisco IP Phone 6900シリーズの、画面が付いているタイプを紹介します。
■紹介する製品一覧
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目次
画面付きのIP電話が必要になった
IP電話に限らず、画面のない電話の場合、ビジネスにおいては支障をきたす場合が考えられます。例えば、画面がないことで発信元の電話番号を確認することができず、対応に時間がかかるといったデメリットが考えられます。
誰から電話がかかってきているのか分かれば、しっかりと準備をして電話に出ることができるようになるでしょう。つまり、画面付きの製品を導入することで、仕事の効率化を図れるようになります。
6900シリーズも対応するCommunications Manager(CM)とは
Communications Manager(以下CM)とは、シスコシステムズが開発したユニファイドコミュニケーションのことを指します。CMを導入することで、IPテレフォニーや高解像度ビデオインスタントメッセージ、ユニファイドメッセージングなどの、プレゼンスの各機能を利用できます。
また、組織のニーズの変化に合わせてソリューションを拡張していくことができるため、ひとつの形に固定されるようなことはありません。中小規模の企業から大手企業まで、その企業に適した形を選択していくことができます。
その上、最新の承認や暗号化といった、通信プロトコルをサポートする力にも優れ、金融サービスや小売に製造、政府機関などのデータや通信であっても、強固なセキュリティで保護していくことも可能です。
■Communications Manager 製品特徴まとめ
- IPテレフォニーなどの、プレゼンスの各機能が使用できるようになる
- ニーズ変化に合わせた柔軟なソリューションを実現
- 企業に合わせた形を、常に求め続けるサポートをしてくれる
- 強固なセキュリティ保護で、外部への流出を防ぐ
製品紹介:CP-6941(IP Phone 6941)
CP-6941(IP Phone 6941)は画面付きのIP電話のひとつで、解像度はモノクロ396×162となっています。型番はCP-6941-C-K9、CP-6941-W-K9、CP-6941-CL-K9、CP-6941-WL-K9の4つで、すべて回線数が4、ポート数はFEが2つです。
また、本体色はチャコールグレーと、アークティックホワイトの2つのカラーとなるため、どのオフィスでも、落ち着いた配色となるでしょう。6900シリーズの中でもシンプルな作りで、ラインアピアランスごとに一回線をサポートできる機能や、共同ブランドボタンにより、Cisco Unified IP Phone 6900シリーズの電話機にロゴを組み込むことができるなど、業務をより効率化させるのに役立ちます。
その他機能についても、シリーズで共通した部分も多く、操作も特別難しくなるということもありません。初めて使う方であっても使いやすいといえるでしょう。
■CP-6941 製品特徴まとめ
- シンプルで使いやすい機能性に長けた製品
- IP phone 6900シリーズの電話機にロゴを組み込める
- シリーズ共有の機能で、操作も簡単にできる
- ビジネス向けに開発された基本的なモデル
CP-6941(IP Phone 6941)の中古販売ページはこちら
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製品紹介:CP-6945(IP Phone 6945)
CP-6945(IP Phone 6945)は、ギガビットイーサネットに対応したモデルで、2つのRJ-45ポートによる10/100/1000BASE-Tイーサネット接続が可能となります。ひとつはLAN 接続用のもので、もうひとつはPCなどのダウンストリームイーサネットデバイス接続を行うことができます。
また、オーディオハンドセットやヘッドセットを使用することで、広帯域のコミュニケーションをサポートできるようになっているため、クリアな音声品質を確保することができるでしょう。型番は4つが用意されており、CP-6945-C-K9、CP-6945-W-K9、CP-6945-CL-K9、CP-6945-WL-K9があります。
解像度はモノクロ396×162、回線数は4で、ポート数はGbEが2つです。本体カラーはチャコールグレーと、アークティックホワイトの2色のため、CP-6941と変わらず、落ち着いた雰囲気を保つことができるでしょう。
■CP-6945 製品特徴まとめ
- ギガビットイーサネットに対応したモデル
- ハンドセットやヘッドセットで、クリアな音質を実現できる
- 6900シリーズで唯一、ポートがGbEに対応した製品
- CP-6941と同じカラーで、どんなオフィスでも落ち着いた雰囲気が保てる
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製品紹介:CP-6961(IP Phone 6961)
CP-6961(IP Phone 6961)は12回線をサポートできるタイプのもので、回線や機能をより詳しく説明するために、紙のラベルを挿入できるように設計されたIP電話です。また、用意された型番はCP-6961-C-K9、CP-6961-W-K9、CP-6961-CL-K9、CP-6961-WL-K9 の4つとなります。
解像度はモノクロ396×81で、ポート数はFEが2つです。解像度は、CP-6941とCP-6945に比べると多少下がることになりますが、画面で情報を確認する分には気になるような点ではありません。カラーはシリーズ共通の2色です。CP-6961の特徴は、シリーズの中で最大となる12回線に対応したモデルであることです。他の機能はほとんど変わらないため、とても使いやすく便利な商品であるといえるでしょう。
■CP-6961 製品特徴まとめ
- 6900シリーズ最大の12回線対応のIP電話
- 機能や改善をより詳しく知ることができる、紙のラベル挿入に対応
- シリーズ共通の使いやすさと効率化を実現させたモデル
- 大手企業でも使用することができる対応力に優れた製品
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画面付きでよりビジネス向けの「Cisco IP Phone 6900シリーズ」
Cisco IP Phone 6900シリーズの画面付きの商品について紹介してきた中で、ポイントとなる点についてまとめます。
- 画面付きで、保留状態や番号の確認ができる
- 4~12回線まで、企業の規模に合わせて製品を選べる
- Communications Managerに対応した、ニーズに合わせたソリューションを実現
画面付きのCisco IP Phone 6900シリーズは、ビジネスを効率化するために必要な電話番号の表示や、保留状態の確認を行うことができます。また、4~12回線までそれぞれに対応したモデルが用意され、会社の規模に合わせた製品を選択できるでしょう。また Communications Managerに対応していることで、ニーズに合わせたソリューションを実現できるとともに、より強固なセキュリティに守られた通信を行うことができます。